2005年04月26日

社内と家庭のムードを劇的に明るくする方法!

■今日の気づき

兵庫尼崎でのJR電車脱線事故の惨状が報道されている。
580人乗っていたというが、その一割以上が亡くなっている。
まだ救出中なので、家族の方達は眠れない状態だろう。
世界一、時間に正確な電車という規則があだになった可能性があるという報道だが、亡くなった方にはご冥福をお祈りします。

■まったく売れないと評判の女の子

最近他の部署から移動してきた女の子がいる。
そのB子は20代半ば。

入社して2年くらい経つけど、「何で会社にまだ残っていれるの?」と周りから言われるくらい売れない子だ。

確かに表現力がなく、話していても面白くない。
あまり感情を表に出さない。
そんな子だった。

移動して間もない頃に、休憩中に彼女の前の事業部の人たちと同席になり評判を聞いた。
その時、入社まもない社員までが、あまりにボロクソに言っていた。

すごいかわいそうに思った。
「あんなにまで言われる彼女はかわいそうだ。何とか売れるようにしてあげよう」
そこでどんな作戦を取ったか?

■承認

『露骨にほめよう作戦』を決行したんだ。

事業部の中の3人の責任者と相談し、全員の前で、「彼女を露骨にほめるので、皆さんも参加してください!」と表明。

朝礼や、終礼などで、『最後にB子様、ひと言頂戴できればと思います』

「えっ?私が・・・ですか?」

おどおどしながらなんか言う。
するとみんなで『サイコー!さすがー!かわいいー!』
とか大騒ぎ。

何かやってもらったら「さすが!B子ちゃん!仕事早いね!」とほめる。

ある他の女の子に聞いた。
『あんまり露骨にやってたら、他の女の子は気分悪いかな?』
「そんなことないですよ、逆に気分いいですよ。お前はあそこがダメだ!とか聞くのはいやですもん。」

じゃ、盛大にやろうということで、特に女の子好きの50代男性を、「B子ちゃん露骨賞賛部長」に任命し、何かにつけ盛り上げるようにして10日くらい経った。

その結果、彼女がものすごく明るくなった。
見違えるくらいに変わった。
ほんの10日なのにめちゃめちゃ変わった。

表情豊かになってきたし、自信あふれる態度がでてきた。
よくニコニコしている。

自分が承認されて、必要な人間だと感じられるようになったのが、態度に表れてきている。チームワークを高めるときにはこのような承認のワークを良く用いる。

前の事業部の人に聞かれた。
「東郷さん、彼女人間が変わったのように思うくらい変わりましたね!
昨日なんか廊下で会ったら『ヨ!かんばってる?!』なんて肩叩かれて、ビックリしましたよ!
あんな積極性なんか今までなかったのにどうしたんですか?」

■焦点

NLPでいうと、リフレーミングということになる。
これもNLPを代表するスキルだ。

モナリザの絵が目の前にあるとする。
あの絵なら、重厚な少しくすんだような金色の額縁(つまりフレーム)が似合うだろう。
しかし、よくある写真スタンドに使うようなホワイトのプラスチック製のフレームだったらどうだろう。

同じ絵のはずなのに、印象がまったく変わってしまう。

リフレーミングとは、このようにフレームを替えるという事からきている。


NLPのリフレーミングはうまいコミュニケーターは普段自然にやっていると思う。これを心理学的に分解すると二種類ある。

‐況のリフレーミング
全ての行動は、一見否定的に見えても、必ずある状況においては役に立つという立場を持つことだ。

「感情をあまり出さない」ということは、正確に表現すると表情を変えず、口数が少ないということ。
食事の席じゃつまらないかもしれないが、仕事では感情を出してはいけない場面が多い。そういった時には安心して任せられるリソースを持っているといえる。どんな要素も場面が変われば役に立つ。

内容のリフレーミング

マイナスに見える行動や反応の中に、肯定的な意味を見つけ出すことを言う。
「売れなくて落ち込むんです・・・。」
こんな発言に対して『その行動は他にどんな意味を持っていますか?』
と質問して、同じ内容に「違った意味」を与える。
「きちんと前に進もうとしている気持ちがある証拠かも」
などと答えてくれるかもしれない。

B子の場合、「感情をあまり出さなくて、面白くない」という評価もできるが、「お調子者ではなく、素直で誠実で、従順で、指導のしがいがある」
というリソース(源泉から湧き出る要素)がある、という見方ができる。


「それはどんな意味を持っているか」


みんなが、他人の役に立つ部分に焦点を当て、探しだし、それを口にするというリフレーミングを行うことで、脳のパターンは肯定的な方向へ自然に向く。


■社内全体が変わる

彼女は移動してから早速契約も取れて、効果てきめんだった。

その結果、予期せぬ波及効果があった。

他の女の子からも「私もほめて欲しい」と要望がでてきた。
だから、全員に確認した。

「あなたは露骨にほめられたい?控えめにほめて欲しい?」

「露骨にほめてください!」というのは一人だけだったが、それ以外の女性は、さりげなくほめてほしいということでまとまった。

それからは何かあるにつけ、みんなでほめ合ってばっかり。

社内がものすごく明るくなった。
いつも笑いが絶えない状態が続いている。

通常の営業会社だと、どちらかというと、
「今数字がこうなんでまずい!」とかマイナスが多く、ピリピリした空気になりやすい。

緊張感が必要だ!という呪縛にとらわれて、余裕のない雰囲気の会社が多い。
何かといえば、揚げ足を取るように怒ってばかりの人もいたりする。

このほめまくり作戦の効果は意外なところにもでた。


■夫婦関係改善

女の子の直属の上司である30代半ばの男性社員が、奥さんと6年ほど冷戦状態だったのが解消されたという。

どちらかというと、ピリピリした感じを漂わせていた人だったが、ほめまくる毎日を過ごしているうちにおおらかさがでてきた。

そのエネルギーというか、オーラが家に帰ってもでるんだろう。
奥さんと、とてもラブラブの関係に突然なったらしい。

次のようにうれしそうに教えてくれた。

『朝俺より遅く起きてきて、今まで笑顔なんか見せたことなんてなかったのに、ニコッと笑顔で聞いてきたんだ。
「あなた最近変わったわね。なんで?」
と聞かれたから、「イメチェンしたんだ」と返事したら
「じゃ、私もイメチェンするわ」
こう答えてくれたんだよ!
それでさ、その夜さ、何年かぶりにムフフ・・・・』

彼は、家ではあまり笑わなかったんだろうけど、最近は人をほめまくってるからいつもニコニコしているので、奥さんも笑顔がでたらしい。
聞いていて、こちらまで、すごい幸せな感じになった。

●まとめ

ほめると、ほめられた人はもちろん、ほめてる本人も、それを聞いている周りの人も気分がとてもいい。
会社全体に喜びのオーラが満ちてくる。

リフレーミングをぜひ、あなたの会社でも意識して取り入れてやってみてください。

仕事だけでなく、家庭も変わるかも?


今人気のブログはこちらへ

今人気のブログはこちらへ



rich23 at 07:17コメント(0)トラックバック(0)自己啓発  

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

Profile
松橋良紀
ワンネス協会代表
http://www.nlp-oneness.com/

経営コンサルタント。
セールスNLPコンサルタント。
セールスNLPトレーナー&ライフ・コーチ。
米国NLP協会認定・NLPマスタープラクティショナー。
16年の営業経験・営業トレーナーの経験を生かし、「しゃべらないで売る!」をコンセプトに活躍中。

NLPなど心理学については、日本を代表する先生方に師事する。
自己啓発・成功哲学など「こころ」の分野に精通。
トータル的な成功をサポートするコンサルタントとして活躍中。
グーグル
Amazonライブリンク
訪問者数

足跡
  • ライブドアブログ