2005年04月30日

やる気がないときはがんばるな!

■今日の気づき
突然夏がやってきたみたい。
夜は寒くてコートが必要だった先週が嘘のよう。
新卒で入った新人も、アポを取って結果を出してきた。
希望と不安の中でスタートしてから、緊張のひと月だったと思う。
慣れるまでもう少しかかるかもしれないけど、がんばってください。

■仕事の選び方

私自身は、社会人デビューして二ヶ月たったとき、いわゆる五月病のかかっていたと思う。
軽いうつ病みたいな状態だった。

初めての仕事は、有名な新聞社の子会社で、キヨスクなどに新聞雑誌を納入している会社での事務だった。

後にも先にも朝から帰社まで座りっぱなしの事務の仕事は、ここでの二年間だけ。

毎日ちょー単調な仕事だった。

販売店から上がってくる返品伝票は全てなぐり書きなので、見やすいようにマジックでなぞる。
そして伝票の枚数を数える。
規定の用紙に数を記入する。

これだけ。

毎日毎日これだけ。


残業がなければ18:00頃帰る。

たまに、伝票をいっせいに打ち出すときは残業になるので、夜食が出る。
イベントのような感覚。

といっても、朝9:30出社で、帰りが遅くて20:30ごろ。
このときだけは、仕事してるような錯覚に入れた。

営業の仕事を始めたら、12時間は会社に毎日いるから、時間的には夢のような生活だった。

でも今なら給料どれくらいもらっても嫌だね。
生きてる実感がまったく持てない。

仕事の選び方はいろいろだが、ブライアントレーシーは言う。

「失敗者は、目先の喜びのために働く。

 成功者は、将来の喜びために働く。」


将来どうなりたいのか明確にする必要がある。
「家が近いから」、とか、「給料が数万円高いから」、という理由のみで仕事を選ぶ場合、失敗者になる可能性が高まる。
自分がどうなりたいか、そのためにどんなスキルや経験が必要なのか、しっかり見ることで、自然と選ぶべき仕事がハッキリする。

■がんばるな!

「新人さん、がんばって!」と先ほど書いた。
しかしこの言葉は気をつけなければならない。

軽いうつ病と書いたが、誰もがやる気をなくして無気力になった経験はあるだろう。
その状態で医者に行くと、「軽うつ症」と診断される。
デビット・バーンズという心理学者はうつ病の克服について世界的に有名な人だ。
抜粋して紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長い間、うつ病は情緒障害とされてきた。
しかし認知心理学という分野から言うと、誤った考え方がうつ病を引き起こし、悪化させているという。
うつ病にかかると自分が無価値な存在だと確信してしまう。
その自己イメージは、4つのDで表すことができる。

Defeated   (打ち負かされた)
DefectiveD  (欠陥がある)
Deserted    (見捨てられた)
Deprived  (剥奪された)

自分に対して自信がもてなくなり、明晰な思考する能力を失ってしまう。

よく自分の感情を信じなさいといわれる。
ところが、感情の土台になる考え方が非合理だったり、誤解や偏見がある場合、感情をそのまま信じることは非常に危険だ。
こんなたとえがある。

「生まれたばかりのヒヨコが、母アヒルの後をついて歩くように、気分は考え方の後をついていくのです。
ヒヨコが後をついていくからといって、母アヒルのすすむ方向が正しいとは限らないのです。」

感情を信じるのは最後の段階でいい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・部下や同僚が落ち込んでいるとき、「がんばれがんばれ」とはげますことが多いと思う。

ただ、見るからに「うつかな?」と思うくらい沈んでいる状態の時は、自信喪失しているわけだから、自己イメージを取り戻すまで見守るしかない。

しっかり相手の話を受け取ることが必要だろう。

ただし、気をつけなければならないことがある。

「がんばれ!」

この言葉は実は禁句だ。

追い討ちをかけることになるそうだ。

今の仕事だけが自分の価値を決めるわけでないということを伝える。
落ち込んでる人を更に「重いうつ病」を悪化させ、会社をやめさせたい場合は、

「売れなかったらお前なんかまったく無価値だ!」

こうするといいそうだ。
実際こういったプレッシャーを与える上司は多いと思う。

数字だけが人間の価値を決めるような世界に身をおくわけだが、
開き直ってもらう必要がある。

売れなくて、絶望的な自分を味わって虚無感を感じているときには、
がんばらないこと。

元々力がある人間なら、必ず立ち直ることを期待して、目先の数字でつぶれないようにする。

指導するほうとしては、忍耐の要る厳しい選択だが、一人残らず目標達成してもらおうというのは考えず、調子のいい人間にその分がんばってもらうほうがいい。

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今日は五月病で思い出したので書いたが、まとまりがなくてすいません。
更に知りたい方はわからない人は、バーンズの「いやな気分よ、さようなら」を読んで見てください。


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rich23 at 03:00コメント(0)トラックバック(0)心理学  

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Profile
松橋良紀
ワンネス協会代表
http://www.nlp-oneness.com/

経営コンサルタント。
セールスNLPコンサルタント。
セールスNLPトレーナー&ライフ・コーチ。
米国NLP協会認定・NLPマスタープラクティショナー。
16年の営業経験・営業トレーナーの経験を生かし、「しゃべらないで売る!」をコンセプトに活躍中。

NLPなど心理学については、日本を代表する先生方に師事する。
自己啓発・成功哲学など「こころ」の分野に精通。
トータル的な成功をサポートするコンサルタントとして活躍中。
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