2005年05月08日
成功に不可欠な二つの秘訣
■集中力
昨日『成功の掟』について書いたが、今日は第二弾の『ミリオネラの秘密』を読んだ。
前作から8年ぶりに満を持して発表された本だ。
営業にかかわらず、全ての分野で成功するために必要不可欠の要素について紹介したい部分があったので、書きたいと思う。
■二つの秘訣
広告代理店に勤めるジョンが、叔父さんに紹介されミリオネラの家に訪ねた。
いつか本を書ければいいなあ、映画の脚本を書ければなあと思いながらもいやいや仕事をしている彼は、いくつかの示唆に富んだ話を聞く。
その翌日会社を退社し独立するが、うまくいかず悩んでいるときに、偶然(?)ミリオネラに再会する。
そこで新たな教えをもらう。
「大半の人間が忘れていたり、考えようともしないことが一つある。
この一つのことで人間は成功したり、失敗したりするんじゃ。
あんたはどんな失敗をしでかしたんだ?」
「はっきりとはわかりません。」
「人間の一番困った点は、部屋に一人で入れないことだ。とパスカルは言っておる。
周りに人がいないところで、机に何もおかず、電話もせず、他の事に気を散らさずに腰を下ろし、ビジネスを改善していくための方法、つまり成功の方法をひたすら考えることができないということだ。」
「わしが事業を始めた時、この秘訣に気づいた。
そして、こころを空っぽにし、一日中ひたすら考えたもんだ。
事務所にこもって、電話をはずし、『一週間もすればお金になるアイディアが10くらい思いつけるだろう』とつぶやいたものだ。
効果は絶大で、一週間で百万ドル以上の利益を生み出すアイディアが浮かんできた。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「本当の集中とは犠牲のことなんじゃ。
集中するとは、他の活動を全てあきらめることじゃ。
すなわち自分の思考、感情、エネルギー、体力、神経、ホルモンの全てを一つの目標に注ぎ込むことなんじゃ。
自分の全身全霊をひとつのことに注ぎ込み、何日も、何ヶ月も、何年も持続する事を言うんだ。
わしが犠牲といったのはそういう意味なんじゃ。」
「もちろん障害にもぶつかる。
自然界全てのものが気を散らしてやろうと迫ってくる。
だから、数秒後、十分後、一時間後には前に何をやっていたかのさえ忘れ、まったく違う事をやり始めてしまう。
初めのうちはそれまでその習慣と戦わなければならんので、苦しい戦いは覚悟せにゃならん。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どう感じていただけただろうか?
トップセールスマン、いや、全てにおいて成功する人に共通するのは集中力だ。
家では奥さんと冷戦状態、子供の家庭内暴力で困っている、なんていう人が、セールスでトップになるのは通常難しいとだろう。
仕事中は一切考えないようにしよう、なんて思っても難しいだろう。
自分の思考、エネルギーを目の前のお客様に注ぐにもそのエネルギーが残っていない。
ミリオネラが言うように、様々なものが、気を散らそうとしてやってくる。
電話でアポをとろう!と思っても、意識がすぐに他の事に行ってしまい、集中できない人は多い。
アポがなければ絶対売れない仕事についている人は多いと思う。
なのに、その生命線を確保するための集中力を持続させることがなかなか難しい。
あるいはプレゼンのとき、目の前の人に集中しきれない。
それは当然相手に伝わる。
他のこと全て犠牲にして集中しょう。
私自身、トップセールスを維持していた時期は、他の人たちより犠牲を払っていた。
どれだけの代償を払うかが、得られるものに比例することは間違いなさそうだ。
朝のんびりしたい、夜早く帰ってゆっくりしたい、仕事量は少なくして成果を上げたい。
こういった部分をあきらめることで、得られるものがある。
マネージャーとして、部下の指導に力を注ぎ、自分が営業している時にもマニュアル作成や、指導について考えるとき、自分の成績はおろそかになりやすい。
まず、営業モードの時は、自分の成績をいつまでどうしたいのか決めたら、そこにだけ集中しよう!
そして、ゆっくりと自分と対話する時間を持つことだ。
会社までの行き帰りは音楽を聴き、家に帰るとTVがつきっぱなし、という状態は好ましくない。
自分の潜在意識に眠っている心の声が聞こえてこない。
気を散らそうとしてやってくるものに惑わされない。
そしてどうしたらもっとよくなるか静かに考える時間をとることで、
更にあなたは成長できるだろう!
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この一つのことで人間は成功したり、失敗したりするんじゃ。
あんたはどんな失敗をしでかしたんだ?」
「はっきりとはわかりません。」
「人間の一番困った点は、部屋に一人で入れないことだ。とパスカルは言っておる。
周りに人がいないところで、机に何もおかず、電話もせず、他の事に気を散らさずに腰を下ろし、ビジネスを改善していくための方法、つまり成功の方法をひたすら考えることができないということだ。」
「わしが事業を始めた時、この秘訣に気づいた。
そして、こころを空っぽにし、一日中ひたすら考えたもんだ。
事務所にこもって、電話をはずし、『一週間もすればお金になるアイディアが10くらい思いつけるだろう』とつぶやいたものだ。
効果は絶大で、一週間で百万ドル以上の利益を生み出すアイディアが浮かんできた。」
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「本当の集中とは犠牲のことなんじゃ。
集中するとは、他の活動を全てあきらめることじゃ。
すなわち自分の思考、感情、エネルギー、体力、神経、ホルモンの全てを一つの目標に注ぎ込むことなんじゃ。
自分の全身全霊をひとつのことに注ぎ込み、何日も、何ヶ月も、何年も持続する事を言うんだ。
わしが犠牲といったのはそういう意味なんじゃ。」
「もちろん障害にもぶつかる。
自然界全てのものが気を散らしてやろうと迫ってくる。
だから、数秒後、十分後、一時間後には前に何をやっていたかのさえ忘れ、まったく違う事をやり始めてしまう。
初めのうちはそれまでその習慣と戦わなければならんので、苦しい戦いは覚悟せにゃならん。」
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どう感じていただけただろうか?
トップセールスマン、いや、全てにおいて成功する人に共通するのは集中力だ。
家では奥さんと冷戦状態、子供の家庭内暴力で困っている、なんていう人が、セールスでトップになるのは通常難しいとだろう。
仕事中は一切考えないようにしよう、なんて思っても難しいだろう。
自分の思考、エネルギーを目の前のお客様に注ぐにもそのエネルギーが残っていない。
ミリオネラが言うように、様々なものが、気を散らそうとしてやってくる。
電話でアポをとろう!と思っても、意識がすぐに他の事に行ってしまい、集中できない人は多い。
アポがなければ絶対売れない仕事についている人は多いと思う。
なのに、その生命線を確保するための集中力を持続させることがなかなか難しい。
あるいはプレゼンのとき、目の前の人に集中しきれない。
それは当然相手に伝わる。
他のこと全て犠牲にして集中しょう。
私自身、トップセールスを維持していた時期は、他の人たちより犠牲を払っていた。
どれだけの代償を払うかが、得られるものに比例することは間違いなさそうだ。
朝のんびりしたい、夜早く帰ってゆっくりしたい、仕事量は少なくして成果を上げたい。
こういった部分をあきらめることで、得られるものがある。
マネージャーとして、部下の指導に力を注ぎ、自分が営業している時にもマニュアル作成や、指導について考えるとき、自分の成績はおろそかになりやすい。
まず、営業モードの時は、自分の成績をいつまでどうしたいのか決めたら、そこにだけ集中しよう!
そして、ゆっくりと自分と対話する時間を持つことだ。
会社までの行き帰りは音楽を聴き、家に帰るとTVがつきっぱなし、という状態は好ましくない。
自分の潜在意識に眠っている心の声が聞こえてこない。
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