アサーティブ
2007年12月03日
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【ごあいさつ】 試験うけました
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昨日は心理療法士の認定講座最終日で、
久しぶりの試験というものを受けました!
なんか自動車免許試験みたいな認定試験でした。
引っかけ問題が多くて、「う〜ん」と唸りながら何とか終了。
例えば、確かこんなのがありました。
「心の本質的欲求は慈愛願望欲求・自己信頼欲求・自愛欲求の3つあり、
どれか一つだけでも満たすことが必要である」
そりゃそうだと○をつけて、よく考えると
「確か全部満たさないとダメなんじゃないか」と思いなおし、×に変更。
試験が終わって改めて分厚い本を調べたら、
ひとつだけでは成り立たないと書いてある。
講義ではそんなこと言ってなかったよな。
講師の大学教授も
「私も実際に受けたら、一問間違っちゃったよ〜ハハハ(笑)」
「ハハハ」って、先生、自分で作っておいてそりゃないでしょ・・・。
あとは二週間後の発表が楽しみです。
落ちた場合は追試制度もあるというし…。
いやいや、受かる!・・・たぶん・・・・きっと・・・。
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【メインコンテンツ】 自己主張のスキル
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■アサーション
この心理療法士コースで、アサーション技術もカリキュラムにありました。
コミュニケーションNLPメルマガなので、一部紹介しましょう。
アサーションとは何か?
講座ではちょっと難しく定義してました。
「その場にあった自分の気持ちを意識でき、
自分も相手も尊重しながら、それを上手に自己表現できる技能」
まあ、アサーションとは、簡単にいえば「自己表現」という意味です。
人間関係の問題の多くは、どちらか一方か、あるいは両方が、
気持ちを抑えつけていることから始まります。
あきらめとか誤解が発生するのも、
感情を出さないことから起きていきます。
ただし、その自分の気持ちを、自分自身がわかってない場合も多いのです。
「こんなことで感情を左右される自分じゃない」
このようにして不快感を感じているのに自分で素直に受け入れないと、
他の歪んだ行動に形を変えて現れたりします。
■感情を伝えることの大事さ
20代前半で独身の頃のことです。
友人2人が私の自宅に泊まりに来て、深夜まで飲み会。
翌日昼過ぎに起きて、覚えたばかりの料理をふるまいました。
(と言っても卵焼きとトーストと?だったかな)
そしたら、友人の一人はまずそうに食べて、感想を言わないんです。
で、それに対してムカついた私は、
「こんなことで怒るなんて大人げない」
とブレーキをかけました。
するとどうなったかというと、他のことでも腹が立つのです。
そのあと友人が何か言うたびに突っかかる自分がいました。
それに気づいて素直に
「さっきせっかく作ったのにまずそうに食べてないで、
感想ぐらい言ってほしいよな!」
「あ〜、実は二日酔いで具合悪いって言うのも情けないんでさ〜」
この事件(?)で感情を抑えることが、大きな溝を作ることが多いと学びました。
(ご飯を作ってもらったら必ず感想を言う!
というのも学びましたが、実践を忘れて怒られてます。笑)
たとえば、あなたは頼まれごとを自分の気持ちを重視しながら、
引き受けるか断るかを決めることができますか?
自分の思っていることを率直に言うのは、
失礼にあたる、
子供っぽい、
反感を買って不利な立場になる、
このように感じていませんか?
■自己主張の3原則
アサーションの3原則というのがあります。
ひとつは率直さ。
本当の気持ちを感情的にならず上手に表現することです。
「自分が満足するように生きていいんだよ」
子供のころ、こういった無条件の愛で包まれる実感や、
メッセージを親から受け取ってこなかったことが、
自己主張することにブレーキをかけています。
ふたつめは、誠実さ。
特に日本人は、相手の感情に誠実であろうとしますが、
自分の感情には誠実でないといわれています。
最後に粘り強さ。
過去に無力体験があると、NOといわれるとあきらめて自分を抑え、
結論を相手にゆだねてしまう傾向があります。
この3原則を念頭に置いて、アサーティブなコミュニケーションをするには、
6つのポイントがありますが、一つだけご紹介。
■相手に話すときは「I(アイ)メッセージ」
自分の意見を言うときには二つの方法があります。
上司が部下に話しています。
「お前は何で時間を守らないんだ!」
これはYOUメッセージと言います。
もし言われたら、どんな気持ちがしますか?
主語を「あなた」にした場合、相手を傷つけるだけになります。
そこで、主語は「私」表現にしましょう。
「私は〜したい、してほしい、だとうれしい、助かる」
これをI(アイ)・メッセージといいます。
「私は、お前が時間を守ってくれるとうれしいな」
ずいぶん印象が変わります。
あくまで自分の要求を、明確に伝えているだけになりますから。
人を動かすのがうまい人を観察してみてください。
間違いなくアイ・メッセージが多いはずですよ。
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【編集後記】 幸せって?
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最近「編集後記」というネーミングをやめようかと思っています。
なぜって?
そりゃヨメネタばかり反響があるから「ヨメネタコーナー」としようかと。
このメルマガは、編集後記にかかる時間がほとんどだし。
というよりも、「本文をそれにしてよ」などという不埒な輩も(笑)
ヨメからは、「私の講師としてのイメージが落ちるので止めて」
と禁止命令が出ましたが、読者のニーズには答えないとね。(笑)
最近は寒くなったので、ネコがヨメと一緒に寝ることが多くなり、
それが「とっても幸せ〜」と言っております。
「ごはんがおいしくて幸せ」
「こうやって〜やれて幸せ」
それを聞くたびに、
「いいなあ〜、そんなんで幸せだって思えないよな」
「え〜、あなた!幸せじゃないの!」
「あー、え〜、不幸ではないけどなぁ・・・・」、
こんなやり取りがよくありましたが、その理由が今回の学びでわかりました。
どうやら私は気質分析の結果、「報酬不全の遺伝子」タイプが強い。
つまり、どんなに報酬を得ても喜びを感じにくい、
満足を知らないという人生になる気質が強いというのです。
先生いわく、「このタイプは満足するということを一生あきらめて下さい」
そんな断言をされちゃいました・・・とほほ。
ヨメは疲れた時、ネコをなでながらつぶやくことがあります。
「ネコはいいなぁ〜・・・・」
私もこれからつぶやこうと思います。
「ヨメはいいなぁ〜、簡単に幸せになれて。」
【ごあいさつ】 試験うけました
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昨日は心理療法士の認定講座最終日で、
久しぶりの試験というものを受けました!
なんか自動車免許試験みたいな認定試験でした。
引っかけ問題が多くて、「う〜ん」と唸りながら何とか終了。
例えば、確かこんなのがありました。
「心の本質的欲求は慈愛願望欲求・自己信頼欲求・自愛欲求の3つあり、
どれか一つだけでも満たすことが必要である」
そりゃそうだと○をつけて、よく考えると
「確か全部満たさないとダメなんじゃないか」と思いなおし、×に変更。
試験が終わって改めて分厚い本を調べたら、
ひとつだけでは成り立たないと書いてある。
講義ではそんなこと言ってなかったよな。
講師の大学教授も
「私も実際に受けたら、一問間違っちゃったよ〜ハハハ(笑)」
「ハハハ」って、先生、自分で作っておいてそりゃないでしょ・・・。
あとは二週間後の発表が楽しみです。
落ちた場合は追試制度もあるというし…。
いやいや、受かる!・・・たぶん・・・・きっと・・・。
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【メインコンテンツ】 自己主張のスキル
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■アサーション
この心理療法士コースで、アサーション技術もカリキュラムにありました。
コミュニケーションNLPメルマガなので、一部紹介しましょう。
アサーションとは何か?
講座ではちょっと難しく定義してました。
「その場にあった自分の気持ちを意識でき、
自分も相手も尊重しながら、それを上手に自己表現できる技能」
まあ、アサーションとは、簡単にいえば「自己表現」という意味です。
人間関係の問題の多くは、どちらか一方か、あるいは両方が、
気持ちを抑えつけていることから始まります。
あきらめとか誤解が発生するのも、
感情を出さないことから起きていきます。
ただし、その自分の気持ちを、自分自身がわかってない場合も多いのです。
「こんなことで感情を左右される自分じゃない」
このようにして不快感を感じているのに自分で素直に受け入れないと、
他の歪んだ行動に形を変えて現れたりします。
■感情を伝えることの大事さ
20代前半で独身の頃のことです。
友人2人が私の自宅に泊まりに来て、深夜まで飲み会。
翌日昼過ぎに起きて、覚えたばかりの料理をふるまいました。
(と言っても卵焼きとトーストと?だったかな)
そしたら、友人の一人はまずそうに食べて、感想を言わないんです。
で、それに対してムカついた私は、
「こんなことで怒るなんて大人げない」
とブレーキをかけました。
するとどうなったかというと、他のことでも腹が立つのです。
そのあと友人が何か言うたびに突っかかる自分がいました。
それに気づいて素直に
「さっきせっかく作ったのにまずそうに食べてないで、
感想ぐらい言ってほしいよな!」
「あ〜、実は二日酔いで具合悪いって言うのも情けないんでさ〜」
この事件(?)で感情を抑えることが、大きな溝を作ることが多いと学びました。
(ご飯を作ってもらったら必ず感想を言う!
というのも学びましたが、実践を忘れて怒られてます。笑)
たとえば、あなたは頼まれごとを自分の気持ちを重視しながら、
引き受けるか断るかを決めることができますか?
自分の思っていることを率直に言うのは、
失礼にあたる、
子供っぽい、
反感を買って不利な立場になる、
このように感じていませんか?
■自己主張の3原則
アサーションの3原則というのがあります。
ひとつは率直さ。
本当の気持ちを感情的にならず上手に表現することです。
「自分が満足するように生きていいんだよ」
子供のころ、こういった無条件の愛で包まれる実感や、
メッセージを親から受け取ってこなかったことが、
自己主張することにブレーキをかけています。
ふたつめは、誠実さ。
特に日本人は、相手の感情に誠実であろうとしますが、
自分の感情には誠実でないといわれています。
最後に粘り強さ。
過去に無力体験があると、NOといわれるとあきらめて自分を抑え、
結論を相手にゆだねてしまう傾向があります。
この3原則を念頭に置いて、アサーティブなコミュニケーションをするには、
6つのポイントがありますが、一つだけご紹介。
■相手に話すときは「I(アイ)メッセージ」
自分の意見を言うときには二つの方法があります。
上司が部下に話しています。
「お前は何で時間を守らないんだ!」
これはYOUメッセージと言います。
もし言われたら、どんな気持ちがしますか?
主語を「あなた」にした場合、相手を傷つけるだけになります。
そこで、主語は「私」表現にしましょう。
「私は〜したい、してほしい、だとうれしい、助かる」
これをI(アイ)・メッセージといいます。
「私は、お前が時間を守ってくれるとうれしいな」
ずいぶん印象が変わります。
あくまで自分の要求を、明確に伝えているだけになりますから。
人を動かすのがうまい人を観察してみてください。
間違いなくアイ・メッセージが多いはずですよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】 幸せって?
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最近「編集後記」というネーミングをやめようかと思っています。
なぜって?
そりゃヨメネタばかり反響があるから「ヨメネタコーナー」としようかと。
このメルマガは、編集後記にかかる時間がほとんどだし。
というよりも、「本文をそれにしてよ」などという不埒な輩も(笑)
ヨメからは、「私の講師としてのイメージが落ちるので止めて」
と禁止命令が出ましたが、読者のニーズには答えないとね。(笑)
最近は寒くなったので、ネコがヨメと一緒に寝ることが多くなり、
それが「とっても幸せ〜」と言っております。
「ごはんがおいしくて幸せ」
「こうやって〜やれて幸せ」
それを聞くたびに、
「いいなあ〜、そんなんで幸せだって思えないよな」
「え〜、あなた!幸せじゃないの!」
「あー、え〜、不幸ではないけどなぁ・・・・」、
こんなやり取りがよくありましたが、その理由が今回の学びでわかりました。
どうやら私は気質分析の結果、「報酬不全の遺伝子」タイプが強い。
つまり、どんなに報酬を得ても喜びを感じにくい、
満足を知らないという人生になる気質が強いというのです。
先生いわく、「このタイプは満足するということを一生あきらめて下さい」
そんな断言をされちゃいました・・・とほほ。
ヨメは疲れた時、ネコをなでながらつぶやくことがあります。
「ネコはいいなぁ〜・・・・」
私もこれからつぶやこうと思います。
「ヨメはいいなぁ〜、簡単に幸せになれて。」