ウイニングエッジ

2007年03月17日

最近ブライアン・トレーシーを改めて研究中です。
ありがたいことです。

それにしても、ブライアン・トレーシーはまるで科学者のように、
セールス・マネージメントノウハウを体系化していて、理論的な話が好きな人にはとてもお勧めです。(なのでこの画面を見ているあなたにお勧めです)


初めて私がセールスの世界に飛び込んだとき、紹介してもらったのがたった1本のブライアン・トレーシーのセールスマン向けのテープでした。(当時はCDなど普及しておりませんでした。)
結局そのセールス・プログラムは買いませんでしたが、「セールスは科学だ!」という言葉がとても印象的で、それ以来私の心の柱になっています。

ブライアン・トレーシーは、10歳の時に地元のYMCAに出向いて石鹸を売ったのが初仕事。
それから新聞売り、草刈、クリスマスツリーの販売を経てデパートの倉庫係になる。。
その後、オフィス用品の訪問販売、投資信託、不動産、自動車、広告、社員教育、コンサルティングと職を変えた。
25年間で22社のセールスや管理職を経験。
30代の頃、年商5億ドルの会社の会長の個人コンサルタントに招かれて、貴重な教訓を学ぶ。
それは誰もが会社を犠牲にしてでも自分の地位と特権を守ろうとするということ。
表向きは格好のいいことをどんなに言っても、人は変化を嫌う。
結果、クーデターの餌食になり転職。
その後、世界的コンサルタントと成功していき、毎年40万人以上に講演をしている経営コンサルタントとセールスのカリスマです。

■鼻の差
ブライアン・トレーシーの有名な鼻の差の話。
競馬では、一着と二着の賞金が10倍違います。
一着の馬は、二着の馬の10倍速かったのでしょうか?
とんでもない!文字通り鼻の差だけしか違わないのです。

あなたが年収500万だとして、年収5000万の人との違いはどうでしょう?
あなたが7時間働いているのなら、毎日70時間働いている?
ありえませんよね。(笑)

セールスなら、訪問件数が10倍も多い?
それもあなたが相当サボっていない限り、なさそうですね。

一つ一つの行動、時間の使い方、考え方、想い方、
それぞれでほんの鼻の差の違いだけなのです。

これを「ウイニング・エッジ」と呼んでいます。

同じような例をもうひとつ。
プロ野球では、3割バッターは年収3億円。
2割バッターだと、年収3千万くらい。

年収数億円のバッターが10倍打ってる?
ありえません。

10打席に3本打つか、2本打つかのほんの違いです。
ほんの10打席中、1本打てるかどうかの違いが、
名声を得ることができるのか、
試合にさえほとんど出れないのか、の差を作ります。

■潜在能力
ブライアン・トレーシーはいいます。

「あなたの潜在能力を知る方法があります。
それは、その分野での最高の結果を出しているのは誰だろう?」と自問すればいい。
彼らがそれだけの成績を出している秘訣が、
あなたの潜在能力のひとつの目安になるはずです。」
彼らの成績と比較すれば、自分の潜在能力の何%発揮しているかをつかめるのです。」

つまりは、人がやれることはあなたにもできることです。
その分野の超一流を100%としたら、あなたは何%達成していますか?
つまり、潜在能力を後どれくらい残しているのでしょう?

■質問
あなたの仕事でのトップは誰ですか?
あなたとトップとのウイニング・エッジはなんでしょう?
トップに比べあなたは何%の成績ですか?

V・A・K、それぞれがどう違うのでしょうか?
まだまだできることがあるとしたら、あなたには何ができますか?   

rich23 at 02:54コメント(0)トラックバック(0) 
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