サブモダリティー

2007年11月12日

先週10億企業のコンサルタントに伺いました。
社長や会長と話をしていて感じたのは、社員は毎日の仕事に忙殺されて、
部下の教育やマーケティングのことなどほとんど考えられない状態で、
こういった会社はまだまだたくさんあるだろうなぁと。

その中でもやはり、会長は60代というのにマーケティングのアイディアを
いろいろ持っているのはさすが。商品にかける気合も素晴らしいものでした。

社員がアイディアを出してくれないという不満をお持ちでした、
新しい事を言い出すと自分自身が余計に忙しくなるのと考える時間がない、
あとは会議のスタイルが、意見をいいにくい雰囲気なのかもしれません。
まあ、ほとんどの会社の会議はそうでしょうけどね。(笑)

アイディアを生み出すには、本を読んだり、人と話すなど刺激が必要ですし。
その時間が取れないという社員が多いようです。
あなたは刺激を得るために、何をしていますか?

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【メインコンテンツ】 脳の正しい使い方
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前回の続きで、脳の使い方を説明します。
今回はかなり細かい事を書きましたので、時間の余裕のあるときに読んでね(笑)

サブモダリティーを使って、脳のプログラミングを変える方法です。
前回の復習で、サブモダリティーについてもう一度書いておきますね。

脳には五感を通じてのみ情報が届きます。
おおまかには視覚(V)、聴覚(A)身体感覚(K)その他には味覚と嗅覚。
この五感を人間の感覚の代表ということで、代表システム(モダリティー)。

さらにそれらに細かな構成要素があり、それをサブモダリティーと呼びます。
視覚だと、色、大きさ、距離、位置、立体か平面かなど。
聴覚だと、音量、テンポ、位置など。
身体感覚だと、温度、重さ、強さ、大きさなど。

これらを調節していく方法はセラピーなどでも使われています。

■成功体験のサブモダリティー
ワクワク体験や、成功体験などのポジティブな体験を思い出し、
サブモダリティーを引き出していきます。

つまり、見えるもの、聴こえる音、言葉、体の感覚を、
さらに細かく設定していきます。

ワクワクした体験、成功体験が思い出せないというのは、
脳を正しく使っていないということになります。

成功体験は浮かばないのに、嫌な体験なのにありありと思い浮かべられる。
これなどは脳の使い方が間違っていて、
NLP的に言うとサブモダリティーの設定がミスってるといえます。

「あのときに上司に怒鳴られたことが、今でもありありと浮かぶ。」
こんな嫌なことがしっかり記憶されています。これを例に解説します。

■視覚(V)のサブモダリティー
その画面には自分から見ているので上司が見えている。
その時の上司との距離が近い
色はカラーで鮮やか。
立体的。
枠がなく、画面は無限大。
怒鳴っているその動きは激しい。あるいはスローモーション。
位置は真正面。


■聴覚(A)のサブモダリティー
怒鳴る音量は大きい
怒鳴るテンポは速め
声のトーンは、迫力のある低音。
言葉は明瞭
ステレオで曇りのない音
音は真正面
怒鳴り後の位置は耳のすぐそば。距離はまさに目の前。

■身体感覚(K)のサブモダリティー
体温は汗ばんでいて熱い感じ。
震えて緊張。
体はこわばっている。


「ありありとイメージする」
「忘れられない体験」
こういうのはこのような要素に分解できます。
このリストは人によっては、「真っ暗」「動きが全くない」なんていう場合もあり、
さまざまだと思います。

リチャードバンドラーは正しい脳の使い方を
ほとんどの人は学んだことがないと言い切っています。
サブモダリティーで挙げたポイントが、経験の質を決めています。
体験をこのように細かいレベルでチェックしてみると、
この体験を変えることが可能になります。

「あのときの嫌なことが忘れられない」

その場合、上の条件に当てはまる場合が多いのではないでしょうか?
こうやってリストを見ると、嫌な記憶を大事に脳に記録するように
サブモダリティーの設定しているといってもいいくらいですよね。

当事者で怒鳴られている状態から幽体離脱して、
ドラマを見ているように上司と自分のやり取りを離れたと頃から見る。

色を白黒にする。上司の顔からの距離を遠ざける。
動きをコマ送りのようにスローモーションにする。
あるいは静止画像にする。

低音で響く声を、キーをどんどん上げていく。。
たとえば鬼太郎の目玉親父のような声のトーンに変える。
聞こえる位置をどんどん離す。
位置を変える。


過去のことなのに、今も引きずっていることは真正面においていたりします。
多くの人は、過去のイメージは左においています。
見える物や聞こえる音(声も含む)を左の位置にずらしていく。


こうして調節していくと、驚くほどその体験に対しての感情が変わります。
体験したことはサブモダリティーを変化することで、
体験そのものが変わります。記憶が変わるのです。

「過去は変えられない」
よく言われる常識ですが、実は変えられるのです。

VAKを駆使しながら読まないとよくわからないかもしれないので、
今回は難しい話になったかも(笑)

実際にこのスキルを使ってセミナーをやりますので、
実体験したい人は11月23日お待ちしてます。(笑)

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【セミナーのお知らせ】 自己イメージ改善セミナー
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もっとワークをじっくりやって欲しいという要望に答えて開催!

午前中は『初対面でもすぐに好感を与える
「聴く技術ペーシング」の徹底トレーニングセミナー』

午後は『NLP自己イメージ改善セミナー』の二部構成。
興味をお持ちのほうにご参加ください。

■日 程  
平成19年11月23日(金・祝)
■時 間  
【第一部】 9:30〜12:30 NLPペーシングトレーニングセミナー
【第二部】14:00〜17:00 NLP自己イメージ改善セミナー 
【第三部】18:00〜  懇親会 

■場 所  セシオン杉並 

■第一部&第二部 参加費 各5,000円

■内 容  
【第一部】「聴く技術」の徹底トレーニング
【第二部】 NLPセラピーテクニックの伝授!
      マイナスイメージの消去、自信を取り戻すスキルを学びます。

詳しくはこちらへ http://www.nlp-oneness.com
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【編集後記】 パーティー
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ゴミも捨てたのに何で臭いんだ?と思ってたら、
最近飼い猫がボケてきたのか、浴室をトイレ代わりに使うんです。
結婚した年に飼い始めたので、13歳。

ということは結婚13年目です。他人の結婚式に何度か出席してますが、
おそらく楽しさでは私たちをしのぐ結婚式にはまだお目にかかってないです。

13年前、結婚式はやるつもりはまったくなかったのですが、
おじさんが、バンドができる会場を紹介してくれるというのでやることに。

新郎新婦の入場は、ネコ車(工事現場でよく使うセメントとか運ぶ一輪車)に、
ヨメを乗せて、笑いを取るためにちょっと客席に突っ込んだりして。
(あとで、ヨメの招待客から「なんてことすんの!」と非難ごうごうでした)

3時間のうち、半分はギターを弾いていたので新郎席にほとんど座らず、
あっ、そんな結婚式だったんで、元々新郎新婦の席を用意しませんでした。
私が楽しく演奏している間、ヨメさんははあちこちのテーブルまわりで大変。

70〜80年代ロック中心にやったので、結婚式かいな?と思うようないう選曲。
極めつけはラストにやった曲が一番盛り上がって、ディスコ状態。
(いや、今はクラブというんだよね。一回だけ行ったことがあります)

最後の曲はなんていう曲かって?
それはですね、結婚式には最も不似合いな曲名の
「六本木心中!」です(爆)

帰り際、参加者を見送りするときに、お祝いの言葉ではなく、
「今日のコンサート良かったよ。あっ、結婚式だったっけ。」と
たくさんの方からお声をいただきました。

そんな結婚式でも13年持ちこたえているのは、ヨメさんのおかげです。
(前回はヨメからクレームがあったのでフォローしておかなきゃ)

そんな楽しいパーティーをまたやりたいと思っていたところに、
クリスマスパーティーをやろうという話があり、やることになりました。

12月16日(日)に、心のことに関心がある人達が集まって、
東京都内でクリスマスパーティーをやります!
ただ今、マジシャンやジャグラー、プロミュージシャンが参加予定です。
そのほかに、楽器ができる人、パフォーマンスをしたい人を募集中なので、
人前で何かやりたいという人は私までメールをください。

詳しくはまた改めて。



rich23 at 05:57コメント(0)トラックバック(1) 
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